ファーストダイバーズ復刻の『SBDX019』の再販でも入手できなかった人は、中古で入手するか現代デザインモデルの『SBDC051』を入手するかの2択に迫られます。
SBDX019とSBDC051この2本の価格差は約4倍、大きさや文字盤のカラー、ガラスの形状とデザインも少しづつ違うけど本当はどうなんでしょうか。
では、この2型が手元にあるので、詳しく比較していていきます。
少しでも参考になれば幸いです。
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SBDX019とSBDC051の比較
大きさ
パッとみてもわかる通りSBDX019(左)の小ぶりさが際立ちます。ギュッと凝縮されているデザインです。
ケース幅は
SBDX019(左)が39.9mm、
SBDC051(右)が42.6mm。
その差、2.7mmです。ケース幅が2.7mmも変われば見た目も大きく変わるのも当然ではないでしょうか。
ベゼルの幅
次に、ベゼルの幅を見てみます。
ベゼルの幅が太いSBDC051(右)の方がインパクトがあり存在感もあります。
SBDC051はベゼルの幅の太さと文字盤の色が同じなので、より大きく見えるでしょう。
ダイバーズウォッチとしては、SBDX019の存在感に不満を感じてしまう人もいるかもしれません。
重さ
2本ともコマ数は同じです。
上 SBDX019が154g
下 SBDC051が169g
腕周りが約17.5cmの私で丁度良い長さのコマ数で計測しているので、腕周りが私より太い人だともう少し重たくなります。
重さに関しては、2本とも大差ないように思います。
文字盤
続いて文字盤です。
SBDX019(左)はグレー、
SBDC051(右)はブラックです。
インデックスが白いのでSBDC051の方がクッキリ見えて視認性は高いように思えます。
文字盤のデザイン
文字盤のデザイン、インデックスバーのデザインや針も全くデザインが違うことがわかります。
大きいくくりでは、ファーストダイバーズウォッチですが、全く違ったデザインではないでしょうか。
SBDX019(左)はインデックスバーや針にも現れているように全てが四角くシャープなデザインです。
丸っこいドットインデクスが主流のダーバーズウォッチデザインが定番ですが、2本とも正反対なデザインで好みは分かれるでしょう。
視認性の比較
文字盤の見え方は全く違うことがわかると思います。
採用されている風防ガラスは、
SBDX019(左)はボックス型サファイヤガラスで
SBDC051(右)はカーブサファイアガラス。
視認性はSBDC051の方が良いと思います。ガラスに歪みがないのでフラットで見やすいです。
サイドのデザイン
横から見たケースデザイン
SBDX019(左)はフラットでシャープなデザインに対して
SBDC051(右)は流れるようなデザインです。
厚み
SBDX019(左)の方が若干厚いです。
SBDX019が14.2mm
SBDC051が13.75mm
厚みの差はほとんど感じられないと思います。
SBDX019とSBDC051のステンレスベルトの比較
仕上げ方が違う
左がSBDX019で右がSBDC051です。
コマとコマの間の仕上げが一番違うと思います。
SBDX019(左)はマットな仕上げに対し
SBDC051(右)はコマとコマの間にポリッシュ仕上げがされています。
しなやかさが違う
上がSBDX019 下がSBDC051です。
SBDX019(上)のベルトはしなやかさがあり、
SBDC051(下)のベルトは少し硬さがあります。
SBDX019のステンレスベルトのコマは一つ一つが広範囲で可動します。その分しなやかな印象。
こちらの比較レビューも参考にしてみてください。
[ まとめ ]
SBDX019とSBDC051はデザインの元は同じ国産ファーストダイバーズウォッチです。
忠実に再現されたSBDX019に対して、現代版デザインのSBDC051。
似て非なるものの2本を比較してわかった事は、この2本は全くの別物だという事でしょう。
しかし、2本ともカッコイイのには変わりません。
価格は約4倍差、どう感じますか?
SBDC051も人気が出てきました。
SBDX019の在庫もちらほら復活?してきました。
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